なんと偶然にも横浪さんご本人が在廊されている時間だったらしく、大きくなった子を見せることができました。ついでに本人が写った一枚の前で並んで撮影して頂くこともできて、とても嬉しいサプライズでした。(何枚か撮った後、フィルムがなくなるというアクシデント付き)
]]>Twitterのタイムラインを眺めていたら流れてきたサムネに何か違和感を感じ、なんか見たことあるような…と思ったらうちの子でした。写真集になっているなんて全く知らなかったので、ほんとうに驚いた。
トマトを肩にはさんでめちゃくちゃ泣いてるという、かなりシュールなシチュエーションの写真ですが、今見返すとかなり笑えます。本人に見せたところ、恥ずかしさを含んだ苦笑いといった感じ。
]]>絵本、グラフィック、人形、テキスタイルと本当に幅広い創作活動されていて驚かされる。御年98歳でいまなお作り続けてるのもすごい。
色がいい。線がかわいい。
]]>日本や中国などのアジアの遊園地を中心に、楽しそうなんだけど憂いをどこかにたたえた写真が収められています。全ページHasselbladで撮られたスクエアなフィルム写真。とても優しい彩度のカラフルな写真たちを観ていると、旅をしている気分になれます。
]]>今のところ、日常生活で車が必要になるシーンはというと、キャンプ行く時、コストコ行く時、イケア行く時、実家帰る時、と月一回乗るか乗らないかという頻度であって、端的に言ってどうしても必要という訳ではない。決して。
カーシェアを利用してる現状で十分に事足りてる訳だし。
でもキャンプに行く時に自家用車があると便利なんだろうなと夢想する。朝イチで車をとりにいって、荷物を積み込んでってやってる時間がもったいない。久しぶりに運転する車が大きい車なのが怖い。キャンプ場の空きが急にでたから思いつきで行こうにも車の予約がとれない。とかとか。
ついこの前まで車というものに興味を持ったことがこれっぽっちもなかったので、こんなに調べるかっていうくらい情報をあさっていて自分でも驚く。生まれてこの方一度も車を所有したことがないのにも関わらず、急に興味が出てくるものなんだな。
古めのランドクルーザーいいな。あまり大きいのは取り回しがあれだし、あまり古いのもメンテを考えると不安。と模索したところ、ランクル プラドの90系がちょうどいい気がしてる。ナロー化されてるやつ。カクカクしすぎてなく、柔らかさがちょうどいい。
現行のものだとやっぱりマツダが頭ひとつ抜けてかっこいいと思う。カタログスペックとかは見てもわからないので、そういうのなしで、街でおっと目を惹く車はだいたいマツダ車。
外車だとボルボかな。シトロエンは好きなブランドだけど、最近ので欲しいと思う車はないかな…。高すぎるのは目に毒だからは最初から見ないようにしてるしね…。
最終的に買わないだろうなとは思ってる。維持費まで考えると、かけたお金に対する見返りが割にあわない気がするから。妄想するのはほらタダだから。道行くSUVを目で追っては車種を確かめ、うなずいたり首をかしげたりする日々が続きます。
]]>キャンプ場全体を遊べる川が流れているのに、流石に寒くて入れないのがもったいない。せっかく大自然の真っ只中にいるのに家の中でできるようなインドアな時間の過ごし方をする子どもたち。折り紙を折ったり、アンパンマンを塗ったり。
今回は小さい鉈を持っていって、バトニングに挑戦した。ひたすら薪を割っていくのが楽しいんだけど、帰ってきてから薪を持ってたほうの親指のつけねが筋肉痛ですごく痛い。。
]]>プロダクトデザインの世界ではよくよく名前の知られたブルレック兄弟のお兄さんの方。商業デザインから離れて、完全に趣味として描きたいものを描くために筆をとっているらしい。自由な柔らかい線で描かれるオブジェクトは、平面なのに立体的で、有機的でとても美味しそう。
あくまでも仮定の話しで、もしも家の壁に余白があったなら、ポスターを飾りたかった。。すごくシンプルで抽象的だから、和な部屋でも洋な部屋でも一枚飾っただけで絵になりそう。
]]>ZANEARTSが出てきた時にはゼクーにしようかとか、今度はSABBATICALが出てきたぞ、とか色々追っかけていた時期があったものの、すぐ売り切れてしまう。。そんなテント探しから距離をとっていたごく最近、muracoという男前な国産ブランドを知り、GUSTAVというなんともかっこいいテントを見つけてしまい、即決。
6本のフレームポールでドームを包み込むので、ロープを一本も張らなくてもしっかり自立するのが新鮮。
]]>日が暮れるとかなり気温も下がって、子ども達は寒い寒いを連発。季節外れの花火が楽しかった。
山梨県まで足を運んでちょっと遠かったんですよね。行きに5時間半くらい、帰りは6時間以上かかって、家についたときにはもう真っ暗という、、なかなかにひどい移動時間でした。一泊二日の行程なのに、移動にフルで半日かけたという。
最近はキャンプに一本だけつけていく80mmがちょうどいい。35mm判換算で64mmくらいの焦点距離なので、すこし望遠気味なんだけど、広く撮りたい時に離れられる場所が十分にあるシーンにぴったりはまる感がある。フィルムシミュレーションはノスタルジックネガに設定して、ここしばらく全くいじってない。現像でも明度を調整するのみ、ほとんど撮って出しで気持ちのいい画に仕上げてくれるのがすごい。
]]>FUTAGAMIの「駒形」。
シンプルな造形に砂の鋳型によってつけられた独特のざらざらとした質感。本に接する面はつるつるに研磨されていて、底面にはフェルトが敷いてある。無垢の真鍮の塊なので、手に取ると想像するよりも2倍くらい重たい。経年変化で鈍い光を帯びていくのが楽しみ。
ご本人も在廊されていらして、合間を縫って持参した写真集にサインをして頂きました。家宝にします。
]]>パーツセンターにも足を伸ばし、特に必要のないコイントレーとピルケースを買ってしまった。ありきたりな言い方だけど、無骨さと機能性が魅力的な品揃え。
車もすごくかっこよかった。これなんて車だろう。
]]>運転してる間は平気でも、もともとかなり車に酔う体質なので、子ども達にその特性が遺伝してしまってるのがかわいそうになる。。小学生の時の遠足とか林間学校とか、バス移動するイベントが憂鬱でしようがなかったな。。
]]>以下、自分の備忘録としての引用まとめ。
男性は単身で移動する傾向にあるが、女性は買い物の荷物やベビーカーで手がふさがれていたり、子どもや介護中の高齢の親などを連れていたりして、身軽に移動できない。2015年のロンドン市内の移動に関する調査では、徒歩での最近の移動について、「道路や歩道に対する女性の満足度は、男性よりも有意に低い」ことがわかった。そこから見えてくるのは、女性のほうが男性よりも徒歩で移動する回数が多いだけでなく、ベビーカーを押している割合も高いため、歩道の整備不足による影響を受けやすいという現実だ。道幅は狭く、路面はでこぼこで舗装のひび割れもあるうえに、変な位置に電柱や道路標識がある。そのうえ、駅の階段は狭くて急な場合が多く、ベビーカーでの市内の移動は「きわめて困難」になっており、おそらく4倍の時間がかかる、とサンチェス・デ・マダリアーガは考えている。
P.48
公共空間で女性に脅威を与える行動が人目につきにくいのは、男性を同伴している女性には、男たちもちょっかいを出さないという事情のせいもある。ただでさえ、男性が怖い思いをすることは少ない。最近のブラジルの調査では、女性の3分の2は移動中に性的ハラスメントや性的暴行の被害を受けた経験があり、その半数は公共交通機関でのできごとだった。いっぽう、男性でそのような被害を受けたのは18%にすぎない。したがって、セクハラや暴行をしたこともなければ、目撃したこともない男性たちは、そんなことが起きていることさえ知らなかった。だから女性から被害に遭った話を聞いても、「そういうの、僕は見たことないな」などと軽く流してしまう。これもまた、データにおけるジェンダーギャップだ。
P.70
ニューヨーク市ではさらに通報数が低く、推定では、地下鉄での性的ハラスメントは96%、性的暴行の86%は通報されていない。報道によれば、ロンドンの女性利用者の5分の1は、公共交通機関の利用時に暴行を受けたことがある。また2017年のある研究では、「性的嫌がらせを受けた人びとの約90%は通報していない」ことが明らかになった。あるNGOがアゼルバイジャン共和国の首都バクーにおける地下鉄の女性利用者の調査を行ったところ、性的ハラスメントに遭った女性たちで被害を関係当局に通報した人は、ひとりもいなかったことがわかった。
P.71
1975年10月24日。この日がようやく終わるころ、アイスランドの男たちの脳裏には、歴史に残る「長い金曜日」が刻み付けられていた。この日、スーパーでは当時「お手軽なメニューとして大人気」だったソーセージが売り切れた。突然、オフィスに連れてこられた大勢の子どもたちは、いい子にしているんだよ、と買ってもらったお菓子に夢中になっていた。学校や保育園や水産工場はどこも閉鎖されるか、少人数でどうにか対応していた。では、女たちは?なんと「女性の休日」を取っていたのだ。
P.84
国連が1975年を「国際婦人年」と宣言すると、アイスランドの女性たちはそれを実現しようと決意した。まず、アイスランドを代表する5つの女性団体の代表者らによる委員会が設立された。そして話し合いの結果、ストライキを決行することになった。10月24日は、アイスランドの女たちは誰ひとり、いっさいの労働をしないこと。無償のケア労働も、料理も、掃除も、子どもの世話もしない。
日本で父親の育児休暇制度の導入があまり成功していないのは、男女間の賃金格差も女性特有の体の問題も考慮していない、制度設計によるところが大きい。14か月の両親共有の育児休暇のうち、父親は2か月の休暇を取得できるが、最初の6か月が過ぎると、それまで給与の3分の2だった支給額が給与の半分に減額される。女性は妊娠・出産からの回復や授乳のために時間が必要なため、男性[夫・パートナー]よりも先に休暇を取得して、収入の多いほうが長く働くことで世帯収入をなるべく増やそうとする(日本では、男性のほうが女性よりも平均27%収入が高い)。したがって、丸2か月の育児休暇を取得する男性がわずか2%しかいないのも、驚くに当たらない。日本の極端な労働文化も影響しているだろう
P.101
以上のような統計結果にもかかわらず、実力主義の神話がはびこっているのは、男性というデフォルトが強力である証だ。男性が「person(ひと)」という言葉を聞いたとき、10回に8回は「男のひと」を思い浮かべるのと同じように、テクノロジー業界の男性たちは、もしかしたら自分たちの業界がどれほど男性中心なのか、たんに認識していないだけかもしれない。しかし、実力主義の恩恵を受ける者にとっては、あらゆる功績はすべて実力によるものだと思わせてくれる神話は、彼らにとっていかに魅力的かを示す証拠でもある。実力主義を信奉する傾向が最も強いのは、白人の上流階級の若いアメリカ人だというのは、けっして偶然ではない。
P.112
私たちは子どもたちが幼いころから「優秀バイアス」を植え付けている。最近のアメリカの研究では、幼稚園にかよい始めた5歳の女児たちは、5歳の男児たちに負けず劣らず、「すごく頭がいい」女の子になれると思っていることがわかった。ところが6歳になると、変化が起こる。女児たちは、女は男よりも劣っているのではないかと思い始める。そのせいで、自分に限界を設けてしまうのだ。このゲームは「すごく頭がいい子どもたち」のためのゲームです、と言われると、5歳の女児たちは男児たちと同じようにそのゲームをやりたがるが、6歳になると、女児たちはきゅうに興味を示さなくなってしまう。幼いころからそんな調子だから、大学生になって授業評価表を記入するころには、女性教員は能力が低いと決めてかかるのも当然だろう。
P.119
2017年の画像データセットに関する研究では、料理の写真に関連付けられるのは、男性よりも女性のほうが33%以上多いことがわかった。また、このデータセットで訓練されたアルゴリズムは、キッチンの写真の68%を女性に関連付けることもわかった。さらにこの研究によって、元のデータにおける偏見が強いほど、増幅効果も強くなることも明らかになった。そう考えれば、キッチンの調理用ストーブの前に立っている、はげ頭の恰幅のいい男性の写真を、アルゴリズムが「女性」に分類してしまうのもうなずけるだろう。「はげ頭=男性」よりも「キッチン=女性」という偏見のほうが、増幅されているのだ。
P.192
2018年にボストンコンサルティンググループが発表した研究では、女性経営者が受ける投資額は、平均的に、男性経営者が受ける投資額の半分以下にもかかわらず、2倍以上の収益を上げている。女性経営者のスタートアップは、資金1ドル当たりにつき78セントの収益を出しているのに対し、男性経営者のスタートアップでは31セントだ。さらに、女性経営者のスタートアップは長期的な業績も好調で、「5年間で10%以上の累積収益を上げている」。
P..198
女性がVRの世界から締め出されている原因は、男性からの暴力だけではない。ヘッドセットからして大きすぎるし、VRによって乗り物酔いが起きるのは、男性よりも女性のほうがはるかに多いことが研究で明らかになっている。また、空間認識を要するタスクを行うに当たって、狭いコンピューターデイスプレイは男性に有利に働くのも事実だ。つまり、このプラットフォームも女性には使いにくいようにできているーーだからVRの世界には女性が少ないのだ。
P.211
男性は女性よりも自動車事故に遭う確率が高い。つまり、自動車事故における重傷者の大部分は男性だ。ところが女性が自動車事故に遭った場合は、身長、体重、シートベルト使用の有無、衝突の激しさなどの要素を考慮しても、重症を負う確率は男性よりも47%高く、中程度の傷害を負う確率は71%高い。さらに、死亡率は17%高い。これらはすべて、車がどのように、そして誰のために設計されたかに関係がある。
P.216
運転するとき、女性は男性よりも前のめりになりがちだ。その理由は、女性のほうが平均的に身長が低いからだ。
両脚がペダルに届くように前に出す必要があるし、ダッシュボードを見渡すには背筋を伸ばして座る必要がある。しかし、これは「標準的な座席の位置」ではない。女性たちは「適所を外れた」ドライバーなのだ。標準から外れているということは、正面衝突の際に内臓損傷を負うリスクが高くなるということだ。短い脚をペダルへ伸ばすことで、ひざやヒップの角度も損傷を負いやすくなる。基本的に、すべてがまちがっているのだ。
2017年イギリスのラフバラー大学による研究に、国中のメディアが騒然となった。入浴には運動と同じくらい、抗炎症作用や血糖反応への効果があることが証明されたのだ。医学雑誌『テンパラチャー」に掲載されたこの論文は、「代謝性疾患への治療法となりうるか?」というサブタイトルがついていたが、研究対象には女性がまったく含まれていなかった。
P.241-242
男性と女性では代謝系が異なることがわかっている。この研究結果への関連性が最も高い糖尿病がもたらす影響も、男性と女性では異なることがわかっている。そして、糖尿病は男性よりも女性にとって、心血管疾患の大きなリスク要因となる。以上の事実にもかかわらず、この論文の著者たちは、自分たちの研究に性差が関連していることをまったく認識していない。彼らが引用した動物実験は、すべてオスの動物を対象に行われたもので、最もショッキングなのは「現在の調査は限定的」であることを明記したくだりで、著者たちは男性しか対象としていないことが欠点となる可能性については言及せず、「参加者数が比較的少ない」としか述べていないのだ。
2014年、FDAは、2004年から2013年のADR(薬物有害反応)報告書のデータベースを公開した。それによって、女性のほうが男性よりもはるかに薬物有害反応を起こしやすいことが明らかになった。報告件数は男性が130万件未満であるのに対し、女性は200万件を超えていたのだ。薬物有害反応による死亡数は男女とも同じくらいだが、薬物有害反応のなかで最も多い症状のうち、死亡は、女性の場合は第9位であるのに対し、男性の場合は第1位となっている。女性に多い薬物有害反応の第2位は(第1位は吐き気)、薬がまったく効かないことだが、薬が効かなかったことが原因である死亡数に関するデータは、存在しない。しかし、薬物有害反応を起こしたあと、女性のほうが入院する確率が高く、しかも一度ならず入院を繰り返す傾向があることもわかっている。2001年のアメリカの研究では、市場から回収された薬品の90%は、女性のほうが薬物有害反応を起こす確率が高いことが明らかになった。
P.245
2016年、『ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」(The BMJ)は、女性の入院中の死亡率は男性の約2倍となっていると報告した。その原因のひとつは、女性患者が危険な状態にあることを医師たちが認識してないせいかもしれないのだ。2016年、米国心臓協会は、急性冠症候群[心臓発作・心筋梗塞・不安定狭心症]の患者に対して「一般的に用いられている」リスク予測モデルについて、懸念を提起した。なぜなら、そのリスク予測モデルが開発された際の患者集団は、男性が3分の2を占めていたからだ。女性を対象としたリスク予測モデルがどのようになるかは、「まだ確立されていない」。
P.248
注意欠陥多動性障害(ADHD)やアスペルガー症候群についても、同じように診断上の問題がある。イギリス自閉症協会による2012年の調査では、6歳までにアスペルガー症候群と診断された子どもは、男子が25%なのに対し、女子は8%にすぎないことがわかった。11歳までに診断された子どもは、男子が52%、女子が21%だった。推計によれば、ADHDの女性の4分の3に対しては診断が下されていない。「ADHDの女の子を理解する(Understanding Girls with ADHD)」(未邦訳)の著者、エレン・リットマン博士は、このような男女差が生じているのは、ADHDの初期の臨床研究が「過活動の白人男子」を対象に行われたからだと主張している。女子の場合は過活動よりも、整理整頓ができない、注意散漫、内向的といった症状が表れることが多い。
P.253
女性たちが痛みを訴えても、医療従事者がまともに取り合わないのは、それこそ子どものころから始まる根深い問題だからだ。2016年のサセックス大学の研究では、実験で3か月の乳児の親たち(25名の父親と27名の母親)に赤ちゃんの泣き声を聞かせた。すると、赤ちゃんの泣き声に性差はないにもかかわらず(思春期までは、声の高さに性差はないため)、低い泣き声は男の子、高い泣き声は女の子の声だと思われていることがわかった。また父親たちは、低い泣き声が聞こえて「いまのは女の子の泣き声です」と言われたときよりも、「いまのは男の子の泣き声です」と言われたときのほうが、赤ちゃんが不安を訴えていると思うことがわかった。
P.255
アメリカの女性は男性よりも平均寿命は長いが、健康寿命は長くないことがわかった。アメリカ人の65歳以上の人口のうち、女性は57%を占めているが、日常生活で介護が必要な人びとのうち68%が女性である。1982年の時点で85歳の人びとは、男女ともにさらに2.5年、健康で暮らすことができた。現在も、女性の場合はその数字は変わっていないが、現在85歳の男性は89歳まで健康寿命を期待できる。男性の寿命と健康寿命がともに延びている傾向は、ベルギーでも日本でも見られる。EUにおける女性の健康について調査した2013年のWHOの論文では、「EUのなかでもとりわけ総合的な平均余命が長い国々においても、女性たちは約12年間を不健康な状態で過ごしている」と述べている。
P.260
2015年のある研究では「女性のほうが話を遮られることが多い」という結論を下している。その研究によって、女性が男性の話を遮るよりも、男性が女性の話を遮るほうが2倍も多いことがわかっている。2016年のアメリカ大統領選挙の前哨戦における90分間のテレビ討論会で、ドナルド・トランプはヒラリー・クリントンの話を51回も遮ったのに対し、クリントンがトランプの話を遮ったのは17回だった。トランプだけではない。ジャーナリストのマット・ラウアーも、トランプの話を遮った回数よりも、クリントンの話を遮った回数のほうが多かった(ラウアーはその後、複数のセクハラ疑惑によって解雇された)。さらにラウアーはトランプの発言よりも「クリントンの発言に疑義を示した」が、2016年大統領選挙の候補者のなかで、最も率直な発言をしていたのはクリントンであったことが明らかになっている。
P.308
自然災害における死亡率に関しては、性別に区分された確実なデータが存在しなかったが、2007年にようやく体系的かつ定量的な分析が発表された。1981年から2002年の141か国のデータを調査した結果、自然災害における死者数は女性のほうが男性よりもはるかに多いこと、そして人口に対する死者数の割合が大きいほど、平均寿命の性差が大きいことが明らかになった。さらに重要なことに、女性の社会経済的地位が高い国ほど、死者数における性差は小さいことがわかった。
P.332-333
行間が詰まったレイアウトで読みすすめるのに多少難儀しましたが、それ以上に中身も詰まった有意義な一冊でした。
]]>CARMENCITA Film Labについては以前から知っていて、個人的にフィルムを送ろうと思ってサービス内容について調べたりしたこともあります。そんな世界的なラボのサービスの窓口が家から徒歩10分のBOOK AND SONSにできるなんて!こんな願ったり叶ったりなことはないです。ツイートを見て早速手元にあった撮影済みフィルムを2本持ち込んできました。
1本はRollei 35S、もう1本はEspio Miniというコンパクトカメラで撮ったもの。Rollei 35Sは街中のスナップ、Espio Miniのほうは主に子どもを被写体にしています。スキャンの結果をより検討したかったので、もし可能であればRolleiのほうをノーリツ(HS-1800)、Espioのほうをフジフロンティア(SP3000)と別々のスキャナーでお願いしますと伝えていたのですが、結果的には両方ともフロンティアでスキャンされたみたいです(もし無理であれば両方フロンティアで、と言い添えていました)。
4/27にフィルムを預けて、5/12にWeTransferでデータが送られてきました。15日間かかったことになりますね。二週間とちょっと。フィルム本体はいつ頃になるんでしょうか。
Lサイズでスキャンしてもらって解像度はW4405px, H2999pxで、現像もセットで35mm一本で2100円でした。送料がかからないのがちょっと申し訳ないくらいのありがたさです。
一番気になっていた仕上がりですが、シャープネスや色味など全くもって期待したとおり満足のいくクオリティでした。完全おまかせですが、好きなトーンです。
このサービス、ほんとに最高すぎるのでまたすぐお願いすることになりそう。今度はブローニーフィルムを送りたいなー。
ページ内の写真、日付が入ってるのがEspio Miniで、それ以外がRollei 35Sです。
Rolleiの目測で撮る面白さとか、オートでよく写りまくるEspioについてはまた別の機会に書きたい。(左下に光が漏れているRollei 35Sにかなり動揺しているが…)
初日にテント設営が終わった直後、降り出しました。雷も鳴っていて、しばらく外に出られないのでテントの中でカップラーメンを食べることに。これがなかなかに楽しい。その後は天気も落ち着いてくれたので安心しました(テントの横に小さい川ができてたのには多少動揺したけど…)。
]]>写真はすべてPentax 67IIとtakumar 105mmとPortra 400の組み合わせで撮ったもの。やっぱり重いけどね…いい運動になりました。
]]>いつも現像とスキャンをセットでお願いしている山本写真機店さんの仕上げは素晴らしくて、写真を撮るのが上手くなったような錯覚に陥るくらい満足しているのですが、現像はさておきやっぱり仕上げは自分でやりたいという思いも消えません。
EPSONのGT-X970というブローニーもスキャンできる、古いけどわりといいスキャナーを持っていて、SilverFastやVueScanやNegative Lab Proなどのソフトと組み合わせてスキャンをしてみるものの、納得のいく色味に仕上がったことが一度もない。
定期的に思い出したように試行錯誤してみることをここ三年ほど繰り返していますが、毎度失敗に終わっては肩を落とすということを繰り返してる。
ネットでも、具体的な手法を記載してくれている例はたくさんあるものの、最終的な仕上がりはシアンかマゼンタの色かぶりをしているのものがほとんどで、いつも、ネガフィルム…と遠い目になって途方にくれてしまう。
デジカメにマクロレンズをつけてデュープするのも試してはみたけど、シャープネスや解像度に納得はできても最後はやっぱり色味が…。フィルム本来の色とか質感からほど遠い結果にしかならないです。。
みなさん本当にどうしているんでしょう?本当に聞きたい。聞いて回りたい。
冒頭の写真も山本写真機店さんが仕上げてくれたくれたものです。本当に素晴らしい。
]]>昨年は年始めに長年勤めた会社を辞めて独立したことも含め、がらっと環境が変化した一年でした。これからの一年は、向かうべき目的地を見極めつつ、そこに向かって歩みを進めていく年にしたいと思っています。
そして何よりも日々の生活を大事に過ごしていきたい。
今年も干支のオーナメントを新しく迎えました。Pebble Ceramic Design Studioの丑さんです。
近くの公園に行った帰りにちょうど通りかかったのも何かの縁なので、大好きだった屋上に上がってみることに。同じように別れを惜しむ人達がそれぞれのやり方で最後の時間を過ごしてた。
結局ホテルに泊まることは一度もなかったけど、kiokuhでご飯を食べることも、Doで買い物することもできなくなると思うとすごく淋しい。
肝心の建物の外観を撮るのを忘れてる…。それはまた後日撮ろう。