4日目 十分〜九份〜富錦街
レトロな鉄道旅
4日目にして臺鐵こと台湾鉄道に初めて乗車。朝から台北の中心部に位置する台北車站へ。近代的な地下鉄の台北捷運(メトロ)に比べて、こちらはいささか古くてガタがきてそうな駅や車体。いい意味で。
台北駅から電車に揺られること40分ほどで瑞芳駅に到着。ここで味のある列車に乗り換えていざ十分へ。
途中の侯硐駅でなぜか30分もの間停車したりしながらも山の中を15分ほど走ると十分駅に到着。線路のすぐ脇にお店が並んでいて、列車が通る時以外は線路敷地内立ち入り自由というなんとものどかな街。
ひっきりなしに天燈が飛んでいく十分老街
街とはいうもののお店のほとんどがお土産やさんか天燈やさん。ほとんどの人が天燈上げを目的に来ているので、まあそうなるんでしょうね。もちろん自分らもつらつらと願い事を書いた天燈上げました。どこへ飛んでいくのかな〜なんて思いながら。
列車の運行間隔が広くて、一本逃すと次を待つのが大変なので急ぎめで次の目的地へ。
もうなんか色々ぎゅっと詰まった九份老街
乗ってきた電車でもう一度瑞芳駅へ戻り、今度はバスに乗り換えていざ九份へ。ん〜平日にもかかわらずすごい人の数。狭い道や階段を歩くのにも一苦労。ベビーカーもちらほら見かけたけど、やっぱり歩きづらいと思う。抱っこ紐にしといてよかった。
阿妹茶樓は外から眺めるお店の外観も様になるけど、店内もなかなかの雰囲気。2階席のテラスは視界が開けていて気持ちがいい。
九份の正しい楽しみ方
- 美味しそうなものがあったらとりあえず食べてみる
- 人が通れそうな小径があったらとりあえず歩いてみる
- 素敵なお茶屋さんには見学だけでもできないかとりあえず聞いてみる
ここ通っていいんだろうか…って道をどんどん入ってくと気持ちのいい開けたところに出れたりする。九份はよく、千と千尋の神隠しの舞台のモデルになった場所と紹介されてるけど、それに加えて耳をすませばの高台にある天沢邸のシーンを思い出した。
夕方からは明かりが灯って昼間とはまた違った雰囲気になるそうですが、帰りが遅くなってしまうのでそろそろ帰ります。来る時と同じルートで帰ろうと思っていたら、忠孝復興駅まで直行のバスがあるらしいのでそれに乗ることに。
台湾で初めてのバスだけど、サスペンションの性能が悪いのか道路の舗装が悪いのかものすごい揺れるのでかなり酔った。タクシーではそんなことなかったんだけどなぁ。。 運転が強引で荒いのはバスもタクシーも同じだけど。
バスを降りたらSOGOでトイレ休憩して、すぐ近くに有る阿宗麵線でビーフン的な麺を頂く。なぜかフォークではなくレンゲしかなくすごく食べづらかったけども、味は予想以上に美味しい。
一休みしたらばタクシーで松山空港のすぐ南あたりに位置する富錦街方面へ。なんか色々詰め込んでる日な気が、今書きながらふと思った。
ハイセンスな富錦街
この辺一帯にはFujinTreeというグループのお店が点在していてなかなか高感度な好きな人は好きだろうなぁという感じのエリア。FujinTree355は女性もののアパレルとちょっとしたアクセサリーとか雑貨。阿里山コーヒーのスペシャルブレンドも置いてあった。
あとは日本だとCLASKAで扱ってるヂェン先生こと鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)さんの服が多く置いてある。台北郊外にアトリエがあるものの遠いし予約制だしで敷居が高いんだよねぇ。時間の制限もあるので今回はこちらで満足(嫁が)。
FujinTree353は355のすぐ隣にあるカフェ。入らなかった(というか閉店間際で入れなかった)けどすごく好きなテイストだった。また今書きながら思ったけど単純に住所が店名になってるんだな。
FujinTree352はインテリアと雑貨のお店。PUEBCOとかBRICK&MORTARとかJournal Standard Furnitureとか、思ったよりも日本の商品が多かった。カキモリの文房具なんかも置いてあってびっくりした。
なんだかんだで遅くなってしまったので(と言っても20時くらいだけど)、ご飯食べて帰らなきゃ!と近辺でご飯処を探してみる。カフェとかはあるんだけどなぁ、ちょっと違うなぁと思いながらしばらく探して見つけた青島水餃に入店。こじんまりとした家庭的なお店で、どの料理も美味しかった。
お腹も満足したところで今日の日程終了。タクシーでホテルへ。長い一日だった…。