今朝通勤のため自転車で走っていると、「そこ月極なんで、車停めないでください!」と大きな声を出している人がいた。
樹木管理のためのごみ収集車が確かに駐車場の入口をふさぐ形で停められている。
作業する場所へと既に歩きはじめていた清掃員さんたちを呼び止めようとして声を張り上げていたので、その声が自分にも聞こえたわけなのだけど、気になったのが「そこ月極なんで!」という呼びかけ。
この場合、入口をふさがれて困るのは「月極」ではなくて「駐車場」なわけで、なぜ「月極」という言葉を使って呼びかけたのか。
「週刊少年ジャンプ」を「週刊」と呼ぶような違和感。
なのだけど、「月極」という言葉が、ほぼほぼ「駐車場」の修飾子としてしか使われないという事実もあって、「月極なんで!」という使われ方も十分成立している。
「駐車場」という意味で使われる「月極」。なんか宿主を絞め殺す「締め殺しの木」みたいなじわじわくる感じある。