IKKI COMIXで連載している松本大洋の漫画Sunnyが遂にと言うかもうと言うか完結した。
様々な事情で親と一緒に暮らせない子供たちが共同で暮らす施設が舞台の話し。そこでは普通の子(とは?)以上にたくさんの困難に理不尽にさらされる子たちがいて、答えの出ない問いにもがき葛藤している。
どの子もそれぞれに個性的に生き生きと描かれていて、抱えている問題とのギャップが眩しすぎる。この漫画の何に惹きつけられるか、画がすごいのはもちろんなのだけど、何よりもキャラクターたちが発する言葉のみずみずしさ。
物語に入り込んで一緒に泣き笑いできる、声に出して読まずにはいられない漫画。
最近は漫画ももっぱら電子書籍で買ってKindleで読むスタイルに移行してたけど、この漫画は物理的に楽しみたいので紙の本で揃えた。